現代軽文学評論

ライトノベルのもう一つの読み方を考えます。

2017-05-15から1日間の記事一覧

彼女の「革命」の精神 ― 仙波ユウスケ『リア充になれない俺は革命家の同志になりました』

最近の「学園もの」では、スクールカーストを題材としたものが多く見られます。今回はそのなかでも、劇薬級の作品であった仙波ユウスケ『リア充になれない俺は革命家の同志になりました』全2巻(講談社ラノベ文庫、2016年)を紹介します。