現代軽文学評論

ライトノベルのもう一つの読み方を考えます。

歴史論

ライトノベルにおけるアンソロジーの位置とその歴史

こんにちは。月イチ更新で進めている当ブログですが、今回は臨時号です。前回に記事「アンソロジーの味わい」では、井上堅二ほか『ショートストーリーズ 僕とキミの15センチ』(ファミ通文庫、2017年10月発売)を紹介しながら、ライトノベルの新しい動向につ…

ヒストリカル・ファンタジーへの挑戦 ― 野村美月『アルジャン・カレール』

こんにちは。7月の3連投で力尽きて気が付けば9月になっていました。それでも嬉しいのは、4月以降のPV数が5ヶ月連続で100件を超えたばかりか、7月・8月と200件を超えて、累計2500PVを達成したことです。毎度毎度、読むのが大変な長文を投稿している割に、読ん…

みんはな10年前のことを覚えているかい? ― 木緒なち『ぼくたちのリメイク』

こんにちは、お久しぶりです。こんな不定期更新のブログでも、はじめて1ヶ月で閲覧者数100を超えると少し驚きです。今年1月に書いた豊田巧『異世界横断鉄道ルート66』の記事を作者さんご本人がFacebookで紹介いただいたのが原因のようです。こんな小難しい文…

短編小説賞と「家族」問題 ー 五十嵐雄策『幸せ二世帯同居計画』

随分と更新をサボっていました。再開したいと思いつつ、実に3年以上も書いていなかったことになります。この間、ライトノベルの動向も随分と変化しました。しかし、変化していない部分もあります。今回はそんなお話。 五十嵐雄策『幸せ二世帯同居計画~妖精…

富士見書房と築地俊彦

ライトノベルの老舗レーベルといったら、富士見書房の富士見ファンタジア文庫ですが、レーベルとしての雰囲気は時代によって異なります。90年代は『スレイヤーズ!』や『魔法戦士リウイ』に代表されるファンタジー路線、2000年代は『鋼殻のレギオス』や『ご…