現代軽文学評論

ライトノベルのもう一つの読み方を考えます。

方法論

物語のなかのフィクション ― 枯野瑛『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』

どうも、こんにちは。おかげさまで、3000PVを達成しました!お付き合い下さった皆さまのおかげです。さて、今回はもう少し新しい作品――特に読み応えのあるファンタジー作品を、今回は紹介してみたいと思います。 この間、(転生ものではなく)純粋に異世界を…

素晴らしきものへの愛を語る ― トネ・コーケン『スーパーカブ』

こんにちは。こんな零細で長文で小難しいブログでも、続けていれば多少は読んでくれる人がいるのでしょうか、先月に引き続き今月もPV数が100を超えました。とても嬉しく思います。この投稿で記事がようやく10件目になりますが、まずは月刊ペースでじっくり取…

「異世界」とはどのような世界なのか ― 豊田巧『異世界横断鉄道ルート66』

お久しぶりです。新しい記事をようやく書き上げました。今回は、いま流行りの「異世界もの」について考えてみたいと思います。 皆さんもご存知のように、2010年代に入ってから異世界を舞台とするファンタジー作品が再び多く出るようになりました。2ちゃんね…

軍事リアリズムは米軍基地を描く?

ライトノベルはエンターテイメント小説ですが、実は政治の争点となったり、社会問題とされたりする題材が描かれています。ハードなSFやファンタジーでは、作品の設定上こうした傾向は薄いのですが、多くの場合、読者の共感を得るために「日常」を題材にする…

Changing Times, Changing Publishing

初めまして、Bun Sekidateです。 ライトノベルを中心にアニメ・マンガなどを論じるブログを立ち上げるに当たり、ライトノベルの出発点を考えてみようと思います。 とはいえ、ライトノベルの起源をめぐる説は色々ある訳で、例えば、ソノラマ文庫創刊の1975年…