現代軽文学評論

ライトノベルのもう一つの読み方を考えます。

作家論

終わってしまった物語を想像する ― 今井楓人『救世主の命題』(その三)

こんにちは。前々回(その一)・前回(その二)と今井楓人『救世主の命題』全3巻(MF文庫J、2013~14年)の紹介を行ってきましたが、今回が最後となります。さて、第1回目でも書いたように、この作品は打切り作品でありながら、話を畳むことなく終わった作品…

富士見書房と築地俊彦

ライトノベルの老舗レーベルといったら、富士見書房の富士見ファンタジア文庫ですが、レーベルとしての雰囲気は時代によって異なります。90年代は『スレイヤーズ!』や『魔法戦士リウイ』に代表されるファンタジー路線、2000年代は『鋼殻のレギオス』や『ご…